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高山病

入院中、病院のベッドで寝ていてふと思い当たる事があった。
それは「高山病」。(まぁこれは今回の入院とは何も関係はないのだが)
高山に登ると人によっては頭痛等で悩まされるアレである。

高所の分類としてはこんな感じ。
無題

高山病の症状はその人の体質や入山時の体調、登山の質によって出やすい場合と出にくい場合があるのだが、体力バリバリの若い頃から自分は高所に弱いのではないかと体感的に思っていた。
経験としては、

①登山を始める以前の学生時代。富士宮に友人の家があり、そこをベースに富士山登山した事があった。山頂の浅間神社に着いた時には頭痛に悩まされ、早々に下山した。

②夜勤明けで車を運転し、中央アルプスのロープウェーを使って木曽駒ヶ岳へ。頂上近くの小屋に着いた頃から頭痛が強くなり、食べた夕食を嘔吐してしまった。症状は寝ている内に収まった。

③広河原から南アルプス・北岳に登った際、肩の小屋に泊まったのだが、この時も強い頭痛に悩まされ夕食をもどしてしまった。翌日下山途中まで治らなかった。

④南アルプス・悪沢岳~赤石岳を二泊三日で縦走後、予備日があったので①で未踏の富士山剣ヶ峰に登ってお鉢巡りをした。南アは快調で身体も高度順化しているだろうと思っていたのだが、9合目あたりから頭痛が始まり、剣ヶ峰に登った後のお鉢巡りでは激しい頭痛でフラフラになり嘔吐もした。この時の症状が一番キツかったし、快調だった南ア縦走をした後だったので尚更ショックを受けた。
img001.jpg
この他にも高所での障害は過去結構な頻度で起こっており、昨春剱岳での喉の渇きと不調、この冬の甲斐駒で就寝中起こった不調も軽い高度障害であろう。


高山病の原因となるのが血中酸素濃度(動脈血酸素飽和度)SpO2の低下である。
この値は低地では通常96~100が正常値となるのだが、値が低くなると酸素が身体にゆき渡らなくなって頭痛や吐き気、めまいが起こり、酷くなると肺水腫や脳浮腫が起こって死亡する事もある。
詳細はこちら(リンクは女性のためのとありますが、勿論男性も共通です、笑)

私の場合、今回入院時に計った値は96で、手術後低くなってなかなか戻らず、看護師さんがちょっと焦って先生と相談していた💦(人差し指にパルスオキシメーターのクリップを挟んでずっと計測していました)
DSC_0031パルスオキシメーター

これを見てなるほどなぁと思った。自分の場合SpO2は通常でも標準値低めの96。身体に負荷がかかると低くなってなかなか元に戻りにくい。これでは高所で高山病の症状が出やすくなるのも判る気がする。高所に強い人はおそらく平常値が100位で値が低くなっても元に戻りやすいのであろう(あくまで素人考えですが)。

今後富士登山をするつもりもないし、海外トレッキングに行く事もないだろうから、そんなに心配はいらないのだろうけど、加齢もあるので日本アルプスへ行く時はよほど体調整えないとと思う体験でした。



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コメント

コメント(14)
崖下り
飛行機は大丈夫なんですよね?

山登りじゃなくて
崖下りに宗旨替えすれば大丈夫なんじゃないでしょうか?(殴)

LUN

2020/06/30 20:52 URL 編集 返信
んで
何が原因で入院されたのですか?ハズカシイビョーキデッカ?

臆崖道

2020/06/30 20:55 URL 編集 返信
hanagon60
>LUNさん、
かつて乗った飛行機内で自分の高度計を見ると、1500~2000m位の気圧に設定されていた記憶があります。
これでは体調が良くない人には影響があるかもしれませんね。
崖下りなんてあなた、高所恐怖症の私に出来るわけありませんがな?(笑)

hanagon60

2020/06/30 21:14 URL 編集 返信
hanagon60
>臆崖道さん、
なにおいう。命に関わる病気ですぞよ?w

hanagon60

2020/06/30 21:15 URL 編集 返信
自然気胸?
しっかし、あれは高身長でやせ形の人にできやすいっていうんで違いますな!

ちゃっぷ

2020/06/30 21:48 URL 編集 返信
高山病
SpO2っていつでも計って貰えるのかな計って?

今は地下鉄から階段を上がって地上に出ると頭痛がします。暫くすると治まるのですがこれってSpO2に関係あるのかな・・・今回の記事で気になったので(^^ゞ
自分の事で(._.)すみません。
はなゴンさんは命にかかわる病気だったのですか、、、お大事に。。。
無理せず…日々精進で(*^-^*)

nadeshikobuta

2020/07/01 07:20 URL 編集 返信
hanagon60
>ちゃっぷさん、
別に肺に異常はないのです。逆に肺活量は高いくらいだったと思います。

hanagon60

2020/07/01 18:39 URL 編集 返信
hanagon60
>nadeshikoさん、
天気が悪くなったりする(気圧が低くなる)と頭痛が起こる人と同じ現象でしょうか。
とするとnadeshikoさんも高所にはあまり強くない可能性はあるかもしれませんね。
病気についての返コメは8割方じょーだんですから(笑)

hanagon60

2020/07/01 18:44 URL 編集 返信
オトコの生命に関わると言えば
シモの老化でっか?

臆崖道

2020/07/01 20:23 URL 編集 返信
hanagon60
>臆崖道さん、
下ノ廊下は一昨年行きましたよw

hanagon60

2020/07/01 20:53 URL 編集 返信
なるほど!
今回の入院は、こういうことだったのですね。
冒頭の図説で、「!?」と思いました。
ここ暫くは行ってませんが、滋賀草津道路の渋峠は標高2172m、そこからスカイレーターとリフトで登れる横手山山頂は2307m、東京発だと一日、というか車を使えば4,5時間で一気に横手山山頂に行けてしまいます。
…ということは、どうかすると喘息持ちの人なんかを連れていく場合には注意が必要になりますね。

あつ

2020/07/02 23:46 URL 編集 返信
hanagon60
>あつさん、
今回の入院の原因と高山病はまったく関係ありませんので。
志賀高原はかなり高い処まで車で行けるのですね。短時間で下りてしまえばあまり問題はないでしょうが、宿泊する時等は気をつけないといけないかもしれませんね。。

hanagon60

2020/07/03 19:08 URL 編集 返信
高山病
私も高い山は体質的に無理ですね~ドライブで乗鞍の畳平に降り立ったとき低体温になり大変でした。持ってる服全部着て、あついうどんを時間かけてすすり一時間くらいかけて慣らして魔王岳に登れました。
白山ではパートが激務で疲労困憊していたので、まだ1500くらいから水頭症のようになって「ふくすけ人形だあ」って。二泊三日ずっと「ふくすけ」・・雷が鳴ったときだけ走り回っても平気だったのが不思議ですが(苦笑!)
立山では一の越山荘から上で酸素が入ってこなくて酸欠で睡魔に襲われるし・・このとき酸素濃度が低くなっていたのかなあ?(先月測ってもらった時は99)
夫は喘息持ちで薬漬けですが高山は平気ですねえ・・あ!クスリ飲んでるから?

田舎の猫・みけ

2020/07/05 09:53 URL 編集 返信
hanagon60
>みけさん、
みけさんも高山は苦手だったのですね。私の場合はそこまで症状は出ないのでまだマシですかね。そのような状態だと観光に行くのも注意しないといけませんねぇ。
高山病は個人の体質によるところが結構大きいようですが、一概には言えないところが難しいところですね。

hanagon

2020/07/05 18:48 URL 編集 返信
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関西の山々を主に巡っている、孤高の山屋に憧れたヘタれ山屋です。

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