1993年、飯豊山縦走②
耳栓のおかげで目覚ましのアラームが聞こえず1時間寝過ごす。この日は天気が悪く、梅花皮(かいらぎ)岳へ登る途中でガスに覆われ始め、その後は全く視界なしになってしまいました。
防水性のいい靴だったのに靴の中もビショビショ。
途中、御西小屋で水を汲むも、濁っていてそのままでは飲めない状態。タオルで濾して(あまり効果はなかったけど)煮沸します。
この日の宿泊者は私の他は4人パーティーが一組だけ。営業期間を終えた小屋はトイレも塞がれていて、汲み取り口まわりはウ○○だらけで極めて不快な状態でした。
風雨の一夜が明けて翌朝、外は山々が雲海に沈み、待ち望んでいた景色にやっと出会うことが出来ました。
まだかまだかでやっと川入に到着。そこの飯豊鉱泉には入浴できず、バスもないので仕方なく磐越西線の山都駅に向かって延々13kmをテクテク歩いていきます。
ここは沢も素晴らしいのですが、グレードがかなり高くて日数もかかるので今の私には当然無理。
湯の平への登山道でその一端を垣間見ることは出来ましたが、思い出してみるとかなり壮絶な風景でした。はるか彼方の憧れの沢やねぇ…
コースタイム
9/21
東赤谷9:00--9:30(車に拾われる)==加治川ダム10:05--
11:25湯の平山荘
湯の平山荘6:05--9:50寅清水9:55--12:45北股岳13:00
--13:20梅花皮小屋
梅花皮小屋7:05--7:30梅花皮岳--8:40御手洗池8:50--
10:00御西小屋10:25--11:20大日岳--12:15御西小屋
12:45--14:15飯豊本山--14:35本山小屋
本山小屋6:55--7:50草履塚8:00--8:50種蒔山--9:35
三国小屋9:50--11:55中十五里12:15--13:25川入--
14:45(車をヒッチハイク)