hanagonのまったり山登り

明けて２００６年８月６日、泊り場を出発します。もうこの先は難場はないので気分は楽でした。昨日の苦戦がウソのように谷は穏やかな渓相を見せます。朝一番でビシャゴ淵を泳がねばなりません。ひぇ～！いっぺんに目が覚めました。やわらかい朝陽が射し込む渓谷。あぁ、美しい…うっとり～昨日とは違って優しい淵や流れが続きます。細谷出合。川幅いっぱいの水の優しい風景。名古屋のパーティーもまったりモード。出てくる淵を片っ...

芦廼瀬川（あしのせがわ）…この川の遡行は長年胸にあたためていました。ここを表現する言葉は、本流遡行の醍醐味を満喫できる名渓、日本百名谷の一つ、いつかは行ってみたい憧れの谷、数々の重壁と、そしてゴルジュの連続する関西屈指の谷…渓谷としては最大級の賛辞を与えられている名渓です。２００６年８月５～６日、とうとうその思いを叶える時がやってきました。前日夜、Ｒ24御所市でいつものＴ氏と落ち合い、十津川道の駅に...

白山からの帰り、長良川鉄道・北濃（ほくのう）駅に寄りました。ここはＪＲ美濃太田から長良川に沿って奥へ伸びる、長良川鉄道の終点です。平屋建ての駅舎正面です。長良川鉄道鉄道終点の看板の先に伸びた線路は、この先どん詰まりになっています。どん詰まりまで行ってみます。線路が尽きた先は民家になっていました。構内には素敵なものが残っていました。その昔使っていた、機関車の転車台です。手動式です。登録有形文化財と表...

今日は白山平瀬登山口に流れ込んでくる大白水谷に入りました。朝４時に起きて出発するつもりが、目覚めたら既に６時。うわ～、またやっちまった。ほんま朝弱いなぁ…。バタバタ準備をして東海北陸道をすっ飛ばして平瀬の大白川に駐車します。大白川に着いて装備を整えようとしたら…あれ？…ザイル忘れたー（＊＿＊）こりゃーあかん。今日は大滝２５ｍもあるのにどうしよう（泣）朝あわてて準備したから忘れてしまったんやねー。やっ...

赤木沢の大滝を越えるとすぐに二俣。右俣は赤木平から赤木岳方面へ。私は黒部五郎岳へ登るため、左俣へ入り、中俣乗越を目指します。大滝の上も優しいナメが続きます。源頭部の稜線が見えてきました。ちょっとルート取りを黒部五郎方面寄りに取りすぎたみたいで、最後は少しハイマツのヤブ漕ぎをしてしまいました。稜線直下から赤木岳、北ノ俣岳方面。急登すると黒部五郎岳2840m山頂。この山も長い間憧れてました。山頂から五郎カ...

ああ、この夏も日本アルプスを満喫できなかった…中央アルプス細尾沢に入ったけど敗退で、木曽駒ケ岳まで登れず不完全燃焼だったしね。連休欲しいなぁ（泣）ウズウズしているところへ、たろーさんの赤木沢の記事を見て更にウズウズ促進。でも結局アルプスには今夏も行けそうにないので、過去の赤木沢の記事をアップすることにして少しでもウズウズ解消することにします。２００１年８月、夏の終わりに赤木沢から黒部五郎岳を登りに...

午前中に入った仕事が終わって午後時間が空いたので、今日は昼からナローゲージの鉄道に乗りに行ってきました。ナローゲージとは線路幅が７６２ｍｍと狭い鉄道、昔でいう軽便鉄道です。ちなみにＪＲは１０６７ｍｍ、新幹線は１４３５ｍｍです。場所は四日市から山手に入る近鉄、内部・八王子線。近鉄名古屋線四日市駅の高架ホームから一旦改札口を外に出て、内部線ホームに向かいます。四日市駅内部線ホームに入線した電車です。廃...

以前に登った白山・別山平のお花畑です。この時は三ノ峰から別山まで縦走しました。ニッコウキスゲの大群落が見事でした。別山平から白山本峰を望む。別山平から別山　　２０００．７．２６～２７...

あ、暑い…なんちゅう暑さじゃ、こりゃ～…今日は多治見と熊谷で４０．９℃という国内最高気温を７４年ぶりに更新したとの事。こんな日は沢で水浴びしたいなぁ…せめて画像だけでも涼しさを。　　＜播州、小田原川・掛ケ谷＞...

手元に一冊の古い本があります。１９７８年に発刊された、郷愁の軌跡「軽便鉄道」という本です。１９６０年代頃まで、日本の道路網が整備される以前、全国いたるところに軽便鉄道なる小さな鉄道が走っていました。その線路幅は７６２ｍｍが主体で、国鉄（現ＪＲ）の１０６７ｍｍよりかなり狭く、従って地方の輸送人口の少ない地域では経済的だったので、かなりの数の軽便が施設されました。ブログをよく訪問してくださる、あつさん...